遺品整理は親族だけでできる?業者に頼む場合との比べ方|日数・人手・費用・体力
遺品整理を始めるとき、多くのご家族が最初に迷うのが「自分たちだけでやるか、業者に頼むか」です。費用を考えると親族だけで済ませたくなりますが、実際に始めてみると、思った以上に日数がかかったり、体を痛めたりすることがあります。この記事では、日数・人手・費用・体力の4つの軸で比べ方を整理し、どちらか一方に決めずに作業を分ける方法も紹介します。
日数で比べる:週末だけの作業は長引きやすい
親族だけで作業する場合、多くの方は仕事の休みに合わせて週末に集まります。1回の作業で進むのは、仕分けを丁寧にするほど部屋1つ分程度ということも珍しくありません。一軒家や物の多いお宅では、週末ごとの作業が数か月続くこともあります。
一方、業者に頼む場合は、事前に仕分けの方針を決めておけば、搬出までを1日から数日でまとめて行えます。賃貸住宅の退去日が決まっている、家の売却の予定があるなど、期限がある場合は日数の差が大きな意味を持ちます。家賃や光熱費の基本料金は、片付けが終わるまでかかり続ける点も考えに入れておきましょう。
人手で比べる:集まれる人数と運び出しの力
仕分けは少人数でもできますが、運び出しには人手が要ります。タンスや食器棚、冷蔵庫、洗濯機などは、大人2人以上でないと安全に運べません。マンションでエレベーターが使えない、階段が狭いといった条件があると、さらに難しくなります。
親族だけで進めるなら、次の点を事前に確かめておくと計画が立てやすくなります。
- 集まれる人数と、それぞれが来られる日
- 大型家具・家電を運べる人がいるか(腰や膝に不安がない人)
- 荷物を運ぶ車があるか、ごみ処理施設への持ち込みができるか
- 近所や管理会社への挨拶をだれがするか
費用で比べる:親族だけでもお金はかかる
親族だけで行えば業者への支払いはありませんが、費用がゼロになるわけではありません。粗大ごみの処理手数料、軽トラックなどのレンタル代、遠方から来る方の交通費や宿泊費、ごみ袋や軍手などの消耗品がかかります。家電リサイクル法の対象品(エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機など)は、リサイクル料金と運搬の手配も必要です。
業者に頼む場合は、作業量と品物の量で費用が決まります。比べるときは、親族だけの場合の実費と、かかる日数分の家賃や交通費を合計してから業者の見積りと並べると、判断を誤りにくくなります。粗大ごみの料金は自治体ごとに違うため、お住まいの自治体のホームページで確認してください。
体力と気持ちで比べる:無理をしないことも大切
遺品整理は、重い物を持つだけでなく、ほこりの多い場所でかがんだり、押し入れに上り下りしたりと、体に負担のかかる作業が続きます。夏場は熱中症、冬場は冷え込みにも気をつける必要があります。ご高齢の親族が中心になる場合は、とくに無理のない計画にしてください。
また、故人の思い出の品に触れながらの作業は、気持ちの面でも疲れが出ます。一つずつ手に取って考える時間は大切ですが、すべてを同じ丁寧さで続けるのは難しいものです。疲れから判断が雑になり、残すはずの物まで捨ててしまうこともあります。
親族の間で作業量に差が出ると、「自分ばかりが動いている」という不満が生まれやすくなります。遠方に住む方は交通費を負担する、近くに住む方は鍵の管理をするなど、作業以外の役割も含めて分担を決めておくと、後のわだかまりを防げます。
業者に頼むときに確認したいこと
業者に頼むと決めた場合でも、どこに頼んでも同じというわけではありません。見積りの段階で、次の点を確かめておきましょう。
- 見積りは現地を見たうえで出してもらえるか。電話だけの金額は、当日に変わることがあります
- 見積りの後に追加の費用がかかる条件があるか
- 残す物を分けておけば、その分を除いて見積もってもらえるか
- 作業中に見つかった貴重品や書類をどのように扱うか
- 買取ができる場合、古物商許可を持っているか
複数の業者から見積りを取り、金額だけでなく、説明の分かりやすさや質問への答え方も比べると、安心して任せられる相手を選びやすくなります。
急いで決めるように迫る業者や、見積りの内訳を説明しない業者は避けたほうが無難です。
見積りの際は、ご家族が残したい物や、作業の日程の希望も遠慮なく伝えてください。立ち会える日が限られている場合や、遠方にお住まいで鍵の受け渡しが必要な場合も、事前に相談しておけば当日の段取りが組みやすくなります。
おすすめは「親族で仕分け、運び出しは業者」に分けること
どちらか一方に決める必要はありません。次のように役割を分けると、思い出の品はご家族の手で選び、体力の要る部分だけを任せることができます。
- 親族で、形見・写真・手紙・貴重品など残す物を先に選んで別の部屋か箱にまとめる
- 相続に関わる書類(通帳・権利書・保険証券など)を探して保管する
- 残す物が決まった段階で業者に見積りを頼み、残りの仕分けと搬出をまとめて任せる
なお、相続放棄を考えている場合は、遺品を処分すると相続を認めたとみなされるおそれがあります。片付けに手をつける前に、弁護士や司法書士へご相談ください。
縁天堂では、ご家族が残す物を選び終えてからのご依頼も、仕分けから一緒に行うご依頼もお受けしています。作業中に出てきた現金・通帳・貴重品はその場でお渡しし、立ち会えない場合は写真でご報告します。
片付けのご相談は縁天堂へ
縁天堂(株式会社グロウデイズ)は、東京都葛飾区を拠点に不用品回収・遺品整理・生前整理を行っています。お見積り・出張費・お見積り後のキャンセル料はいただきません。お見積りでご提示した金額から、作業後に追加請求することもありません。
古物商許可(東京都公安委員会 第307732216161号)を取得しており、買取できる品があった場合はその金額を作業費用から差し引きます。
ご相談はお電話(0120-438-498/通話無料・受付9:00〜18:00)、LINE(友だち追加はこちら/写真を送っていただければその日のうちに概算をお返しします)、お問い合わせフォームからどうぞ。